おつかれさまです（*^_^*）「めぐの副業ラボ」の運営者めぐです。
これまで様々なFXの投資方法について解説してきましたが、もしかするとあなたは
そもそもFXってなに？
と疑問に思ってらっしゃるかもしれません。
はいっ！そのお気持ちにお応えするべく、今回は入門ガイドとしてゼロから学ぶ基礎知識を分かりやすくお伝えしていきます。
初めてFXに触れる方にとって、基礎知識を理解することは重要な「はじめの一歩」です。
- なんだか難しそう、損しそう
- FXといっても種類が多くておすすめが分からない
- FX取引を始めたいけど知識が全然なくてなかなか手を出せない
- 普段仕事で忙しいのでトレードする時間が取れない
などなど、あなたのわからないを一つずつ解説、用語の説明や他の投資方法との違いなど、ゼロからでも一緒に学んでいけば自分自身の基礎知識となっていきます。
それでは入門編スタートです。
Contents
FXとは？基礎知識の入門編
私は副業でも収入が欲しい、と考えた時に初めに浮かんだのは「FX」でした。
このようにあなたに同じ思いをしてほしくないので、基本のキをご説明していきますね！
入門編とのことで、何度も読み返していただくことで全体像がみえてきますよ。
「初心者向け」基礎知識
FXとは、「Foreign Exchange」と言い、頭文字をとって略してFXと呼ばれています。
日本語にすると「外国為替」、最近では「外国為替証拠金取引」という意味で使われています。
FXは日本円や米ドル、ユーロ、ポンドなどの2つの通貨（通貨ペア）を選択し、一方を買って、一方を売る取引です。
通貨ペアのレートはそのときどきによって変わるため、売買の差額によって利益を得ることを主な目的として、取引が行われています。
FXのように、対象となる価格の値動きだけを利用して取引する仕組みの金融商品は、「CFD」や「差金決済取引」と呼びます。
「CFD」で取引できるものはFXの他に株価指数、株価指数先物、債券先物、商品先物（コモディティ）などがあり、「FX」もCFDの一部ということになります。
利益を得られる２つの仕組み
FXでは、利益を得る方法が2つあります。
- 一つ目は、通貨ペアの買値と売値の差額により差益を得る方法、キャピタルゲイン
- 二つ目は、通貨ペア国の金利差から派生するスワップポイントを得る方法、インカムゲイン
と呼びます。
インカムゲインは株式取引の配当金受取のようなものです。
スワップポイント(金利の差額分)が1日あたりいくら得られるかは、取引業者であるFX会社によって異なります。
また、日割りで計算され、基本はポジションを翌営業日へ持ち越すと、1日分が日々、受け渡しされます。
基本的な内容ですが、それぞれどのような仕組みで利益を得ることができるのかをしっかりと理解しておきましょう。
通貨ペア
通貨ペアとは、取引を行う2ヵ国の通貨の組み合わせのことです。
異なる国の通貨を売買（交換）することで利益や損失が生じる取引を行うFXでは、どの通貨ペアで取引を行うかは非常に大きなポイントとなります。
FXでは「この通貨ペアが一番稼げる」と断言することはできません。
なじみのある国・通貨であれば、複数の情報源から社会情勢などを知ることができ、それが取引に役立ちます。
反対に、マイナーな通貨は情報を取得しにくいので、予想外の値動きに翻弄されやすくなる可能性がありので、FX初心者の場合は避けたほうが良いでしょう。
世界で一番取引されている通貨ペアは米ドル/円です。
流動性が高く、価格は安定しており取引量も多く、スプレッドも狭いといった特徴があります。
また、ニュースなどにも取り上げられることが多く、日本人にとって一番馴染み深い通貨ペアと言えるでしょう。
また、アジア時間（日本などアジアの国で太陽が出ている時間）だけではなく、欧州・米国時間にも活発に売買されているので好きな時間帯で取引を行いやすいという特徴もあります。
他にも主要通貨には「イギリスポンド＝GBP」、「ユーロ＝EUR」、「カナダドル＝CAD」などもあります。
英ポンドは対円で直近一年の取引金額が2番目に多い通貨でもあります。
ボラティリティ（値動きの幅）が高くハイリスクハイリターンという特徴があります。
ボラティリティ：「値動きがある」という意味です。変動率のこと。値動きがほとんどない通貨ペアでは、取引によって利益を出すことは難しいので、ある程度ボラティリティがある通貨ペアを選ぶことをおすすめする。
最小取引単位
１回の注文で出すことが出来る最も少ない取引単位のことを最小取引単位と言います。
FX会社は通貨の取引単位を各社で設定しており、「1,000通貨」は一般的によく見られる最小取引単位で、その設定は会社によって様々で、1,000通貨・10,000通貨など。
FXを取引する際のこの1,000通貨などの通貨量の単位を「Lot（ロット）」と表現します。
Lotは通貨の買付けや売付けが可能な最低取引単位を指す意味の用語で、実際のトレードではLot数ごとに外貨を購入したり売却したりします。
実は、1Lotあたりの取引数量はFX会社によって異なります。
Lotとレバレッジは密接に関係しています。
下記の計算式からもわかるように、片方の数字を触れば、もう片方に影響が出ます。
※国内の証券会社は25倍がレバレッジの最高ですが、海外の証券会社は200倍・500倍・1,000倍などあります。
ロットを上げるとその分収益も多くなりますが、損失も大きくなる可能性があります。反対にロットを下げると収益も小さくなりますが、損失も小さくなるのです。
つまりロット数を上げた取引は、その分リスクが高い取引と言えます。反対にロット数を下げることで、リスクの少ない取引になると言えます。
スプレッド
「スプレッド（spread）」は、売るときの値段と買うときの値段の差のことです。
一般的な外国為替取引では、為替レートには2つのレートが存在し、基本的に同じタイミングの売買において、売ることができる値段と買うことができる値段は異なります。
これは「2WAY」や「2WAY PRICE」と呼ばれるしくみです。
FXにおいても、売買のたびにスプレッドによる差額が生じます。
そのため、スプレッドはFXをする際の「実質的なコスト」となっています。
スプレッドを表現する場合、売値（Bid）と買値（Ask）の価格差が小さいことを「狭い」、価格差が大きいことを「広い」という言い方をします。
【スプレッドの表示単位】
スプレッドの表示単位は、大きく2つあります。
1つは「銭」という単位です。日本円を含んだ通貨ペアで使用されることが多いです。
1円＝100銭なので、1銭は0.01円ということになります。
もう1つが「pips」と呼ばれる単位です。
1pipsがいくらなのかは、通貨ペアによって異なります。
例えば、米ドル/円の場合、1pips＝0.01円（1銭）、ユーロ/米ドルの場合では、1pips=0.0001米ドルとなります。
スプレッドが1銭の場合は、100通貨の取引を行うと1円のコストに、1万通貨の取引を行えば100円のコストになります。
1銭というと微々たる額のように感じられますが、FXでは1万通貨、10万通貨といった売買を行うこともあるので、日常生活の金銭感覚とは違うことを覚えておきましょう。
つまり、スプレッドが0.1銭ということは、1000通貨取引は1円、1万通貨取引は10円のコストで取引できるのです。
※スプレッドの水準はFX会社によって異なる
また、スプレッドの変動は例外的に起きるものの、投資家が取引をしやすくするために、多くのFX提供会社で基本的には公開しているスプレッド以下に保っていますが、公開しているスプレッド以上に広がる場合もあるので注意して取引してください。
ロスカット
「ロスカット」は、保有しているポジションの含み損（未確定の損失）がある一定の水準に達すると、FX会社が強制的にポジションを決済するしくみのことを言います。
一方、FX会社によって強制的に決済されるのではなく、自らポジションを決済することを「損切り」と言います。
ロスカット（または強制ロスカット）と聞くとネガティブな印象を持たれる方もいるかもしれませんが、むしろ逆です。
ポジションを自動的に強制決済するロスカットは損失の拡大を防ぎ、投資家の資産を守るための安全装置的な役割を果たしています。
また、証拠金を使うことでレバレッジをかけて取引することができるしくみのため、為替レートが思った方向と反対に動きすぎてしまうと、預けた資産以上の損失が発生する可能性もあります。
こうしたFXの特性によるリスクを限定的にするため、投資家の資産を守る観点からFX会社へ義務づけられた制度がロスカットです。
ロスカット制度の導入自体は法律で義務化されています。
【カギは証拠金維持率】
証拠金維持率は、必要証拠金に対する預かり証拠金の割合のことで、以下のような計算で求められます。
この証拠金維持率が、為替レートの変動によってFX会社が設定したロスカットレベルと呼ばれる水準に到達、もしくは下回ると、ロスカットが発動します。
ロスカットレベルの決定は各FX会社に委ねられていて、主要なFX会社ではだいたい、証拠金維持率50％～100％あたりが主流です。
FXの魅力とは？
基本知識として主要用語をお伝えしてきましたが、この章ではFXが人気な理由についてお伝えしていきます。
様々な資産運用がある中で、FXは多くの魅力がつまっています。
ここでは大きく４つご紹介いたします。
円高・円安どちらも利益を狙うことが出来る(キャピタルゲイン）
通常は通貨が安い時に買ってその後高くなったら売ることで利益を得ますが、FXでは、先に通貨を売り、後で買い戻すことで利益を得ることも可能です。
つまり、円高局面と円安局面のどちらでも利益を狙うことができるのです。
円高円安の両局面で取引できるってすごいなあ
スワップポイントによって売買をしなくても利益が出せる(インカムゲイン)
スワップポイントは売買する2つの通貨の金利差によって利益を出すことができます。
FXでは売った通貨の利子を支払い、買った通貨の利子を受け取ることができます。
売った通貨よりも買った通貨の金利が高い場合は、金利差を受け取ることができます。
レバレッジによって少ない自己資金でも大きい金額の取引ができる
レバレッジという仕組みを使えば、てこの原理のように少ない自己資金で大きな金額を取引できます。
これにより、手持ちの自己資金以上の取引が可能となります。最大で資金の25倍の外貨を売買できます。
FXは平日ほぼ24時間取引できる
FX取引は為替市場が開いている平日24時間取引が可能となっています。
世界の主要都市で為替市場が開いているため取引が可能となっており、例えば日本が祝日でも海外市場が開いている場合は取引することが可能です。
[東京市場] 8:00-16:009時55分に各金融機関がその日に提示する基準レート（TTM）を決めるため、この時間に向けて取引が活発になる傾向があります。
[ロンドン市場] 16:00-翌2:00世界1位の取引量を誇るロンドン市場が開き、欧州勢が市場のメインプレイヤーとなります。一部にアーリーロンドンと呼ばれる日本時間15時から取引に加わる参加者もいます。欧州系通貨ペアの変動が激しくなることが最大の特徴で、東京時間とは全く逆の値動きとなることもしばしばあります。
[ニューヨーク市場] 21:00-翌6:00この時間は為替市場にとって重要な時間帯でトレンドが発生しやすいと言われており、重要な米国の経済指標が発表されることがあります。24時には「オプションカット」と言われる通貨オプションの権利行使期限が設定されている。また翌2時まではロンドン市場と重なっているため、取引参加者も多く値動きも期待できます。
FXと株の違い
そもそも投資対象が異なります。FXは通貨に投資、株は企業に投資します。
FXは平日24時間取引、注文が可能です。
株式投資は、平日9:00から11:30までと12:30から15:00までが取引可能な時間です。
株は長く保有することで配当金・株主優待も得られます。そのうえ保有期間中に大きく価値を伸ばす企業も少なくありません。
そのため、中長期での投資を考えている人にはおすすめです。
また、企業分析が必要なので、企業に関する知識が多ければ有利になります。
株のデメリットは、投資を始めるにあたって必要な資金が大きいという点です。
まとめ
今回はFX入門、ゼロから学ぶ基礎知識として用語の説明やFXの魅力についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか(^^)/~~~
カタカナ用語や単位も種類がありややこしいですが、ひとつひとつ紐解いていくと全体像が浮かんできます。
敬遠していたFXの世界にはじめの一歩を踏み出せたのではないでしょうか。
次回はFX入門続編として、注文の仕方やチャートの見方について詳しく解説していこうと思いますので、参考にしていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
